2.本革・レザー製カバンの匂いをやさしく取り除く方法
方法①:風通しの良い場所で陰干し(すべての素材に対応)
【手順】
ステップ1:直射日光を避け、風通しの良い室内または屋根のある屋外に置く。
ステップ2:カバンの中にタオルなどを軽く詰めて、型崩れを防止。
ステップ3:1日2~3時間×数日を目安に繰り返す。
【ポイント】
日光は変色や乾燥の原因になるため、「日陰で干す」のが鉄則レザーにも対応。
新品特有の化学臭をやさしく飛ばします。
本革の場合、素材に含まれる水分を保ちながら自然に香りが抜けていきます。
方法②:重曹を使った消臭(化学臭や湿気臭に効果的)
【手順】
ステップ1:カバンを不織布の袋や紙袋、大きな箱に入れる。
ステップ2:別容器に入れた重曹(約カップ1杯分)をカバンのそばに置く。
ステップ3:袋・箱を密閉し、1〜2日間置いてから取り出す。
【ポイント】
重曹は空気中のにおい成分を吸収する天然素材。
革に直接触れさせないように注意すれば、本革・レザーどちらにも使用可能。
香りがこもりやすい雨の日後や梅雨時期にもおすすめの方法。
方法③:革製品用クリーナー・スプレーの活用(即効性重視)
【手順】
ステップ1:素材に応じた専用クリーナーや無香料スプレーを準備。
ステップ2:目立たない箇所で色落ちテストを実施。
ステップ3:柔らかい布でやさしく拭き、風通しの良い場所で乾燥。
【ポイント】
本革にはレザー専用クリームやコンディショナー。
レザーには布用・車内用の無香料スプレーが安心。
香料入りスプレーを選ぶ場合は、香りが強すぎないものを選びましょう。